「最近、疲れやすくなった…」「外に出るのが面倒」「つまずきやすい」
それ、加齢による自然な変化ではなく、もしかすると**“フレイル”**かもしれません。
フレイルは、“健康”と“要介護”の間にある段階。
放っておくと、転倒・寝たきり・認知症などのリスクが高くなる体と心の警報サインです。
💡 フレイルってどんな状態?
フレイルには、次のような特徴があります:
- 🥄 体重が減ってきた(食が細くなった)
- 💤 疲れやすくなった、なんとなく元気が出ない
- 🚶 活動量が減り、歩くのが遅くなった
- 💬 人との交流が少なくなった
これらが複数当てはまる場合は、**心身の活力(=予備力)**が落ちているサインです。
💪 サルコペニアとの違いは?
サルコペニアは、筋肉が減ることが中心の状態。
特に下半身(ももやふくらはぎ)の筋肉が落ち、歩く・立ち上がるといった動作がしにくくなります。
- 握力が弱くなった(男性28kg未満、女性18kg未満)
- 歩く速度が遅くなった(1.0m/秒未満)
- ふくらはぎが細くなった(男性34cm未満、女性33cm未満)
サルコペニアは、フレイルの“身体面”の一部としてもとらえられています。
🔁 フレイルとサルコペニアはつながっている
- サルコペニアが進むと、転びやすくなり外出しなくなる
- 外出が減ると、食欲や筋力も低下し、フレイルへ…
このように、悪循環が起きやすいのが特徴です。
だからこそ、「まだ元気なうちから予防」が大切なんです。
🌱 予防&改善のためにできること
✔ タンパク質をしっかりとる(肉・魚・卵・大豆製品など)
✔ 週に2〜3回の簡単な筋トレ(スクワット・かかと上げ)
✔ 外に出る or 人と話す機会をつくる(買い物・体操教室など)
特におすすめは、下半身の筋トレ。
“歩ける力”が落ちないように、足腰を動かしておきましょう。
📌 まとめ
「フレイル」や「サルコペニア」は、早めに気づけば予防・改善できます。
小さな体のサインに耳を傾けて、“健康寿命”をのばす習慣を始めましょう!
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